2022.01.26
東証・名証の市場再編と東海三県の上場企業の動き
みなさん、こんにちは。リージョナルキャリア三重のコンサルタント、瀬古です。
はじめに
受験シーズン真っ只中ですね。我が家には高校3年と中学3年の子どもがいまして、ダブル受験です。
先日の大学入学共通テストでは、予想をはるかに超えた平均点の下がり幅に焦り、大変緊張感のある毎日を送っています。
そんな中、メ~テレ朝の情報番組『ドデスカ!』の東海3県のマチの魅力を再発見するコーナーで、松阪市飯南町の下仁柿地区にある、地域住民の手造りによる稲わらを使用した巨大モニュメントの紹介がありました。
2016年から稲わらで造形制作を始めて今年で6体目とのこと。今年のモニュメントは七福神の一人「布袋さん」で、たれ目で癒し系です。
最近いろいろな神様に願掛けをしていますので、多分に漏れず布袋さんにもテレビ越しに合格祈願をしました。
ちなみにこのモニュメントは三重県松阪市飯南町下仁柿、樋山口バス停付近(国道368号沿い)にあるそうです。
さて、それでは本題へ。今回は、東京証券取引所が上場各社の市場再編後の所属先を公表したことについてまとめてみます。
東証の再編に伴う三重県の上場企業の動向
東証は2022年4月、従来の「一部」、「二部」、「ジャスダック」、「マザーズ」という4つの市場区分を廃止し、新たに「プライム」、「スタンダード」、そして成長企業向けの「グロース」というの3つの市場区分に再編されます。
これに伴い、愛知、岐阜、三重に本社を置く東証一部上場の中部企業133社のうち、2割弱の20社が最上位の「プライム」から外れることが発表されました。
言わずもがなですが、新市場にはこれまでよりも厳しい上場基準が設けられています。そのため、例えば現在の東証一部に属する企業が、新市場の最上位区分である「プライム」に自動的に移行できるわけではありません。
経過措置の制度を利用してプライムに移行する企業もあれば、一つ下の「スタンダード」を選択する企業も出てきています。
(個社の具体的な動きは日経新聞のWebサイトでもご覧になれます)
県内の上場企業において、新市場でスタンダードを選択する三重の企業は株式会社グリーンズ、株式会社タカキタがありました。
また、名古屋証券取引所でも2022年4月の再編を予定していますが、東証とは区分名称や上場維持基準が異なるようです。
数少ない県内上場企業は、地域経済を牽引する役割も担ってくれています。我々がご紹介する求人案件も、上場企業本体やその関連会社、あるいは上場企業の主要取引先といったケースもありますので、今後も各社の動きに注目していきたいと思います。
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