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転職ノウハウ2023.11.24

「転職」か「現職残留」か・・・こんなときは、どうする?

みなさん、こんにちは!リージョナルキャリア三重のコンサルタント、三田佳奈子です。

人生というのは選択の連続。現在の自分が置かれている環境は、自分自身がこの環境に居続けることを選択し、決断してきた結果そのものです。

特に学生を卒業し、社会人になった瞬間からは、そうやってキャリアを選択し続けています。

「キャリアの選択」というと、まず「転職」というキーワードが思い浮かぶもしれません。しかし、転職するかどうか、いつ辞めようか、ということだけが「キャリアの選択」なのではありません。

現職に留まって、この会社でこれからどうしていこうかと考え決断することも、キャリアの選択に含まれるのです。

もし、今の仕事環境が自分にとってどうなのかを考えるならば、「現職に留まるべきなのか」「社外に出るべきなのか」、まずはこの大きな2択で自分の気持ちを整理してみることをお勧めします。

今回は、今の仕事環境を見つめ直し、課題を洗い出してみるためのいくつかの切り口をお伝えしたいと思います。

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こんなときには留まる?それとも転職する?

│会社の方向性が自分の考えと合わない


自分が「ありたい姿」を思い描くときには、「目的(ビジョン)」、「コト(成長)」、「ヒト(環境)」の3つの観点が特に重要になります。

実際、「会社の方向性が自分の考えと合わない」という課題を求職者の方から聞お聞きすることがあります。しかし大前提として、自分の「ありたい姿」がある程度明確になっていないと、どんな会社に転職しても「何かが違う」が繰り返されることになりかねません。

自分の「ありたい姿」を実現するため、今の会社でやるべきことはやったが、自分の目指したい方向性に合わない‥・。そう感じるようであれば、転職することも選択肢に入れると良いかもしれません。

│会社が関わる業界が成長していない


確かに成長傾向にある業界や、そうした業界に関わる会社で働いている方が安心ですよね。

しかし、もし、今の業界の将来があまり明るくないと感じている場合でも、一企業としてはどうでしょうか。

もしかすると経営者は、新事業の展開を考えているかもしれません。さらに事業の見直しや改革の可能性があれば、そういった仕事に携わることで新しいスキルが身につくかもしれません。

このような経験や実績ができれば、いずれ転職することになったとしても役立つのではないでしょうか。

│自分をもっと成長させて、自分の市場価値を高めたい


若いうちから「もっと力をつけたい」と意欲的な姿勢を持つことは素晴らしいと思います。大賛成です。しかし、それは転職をしなければ実現できないことなのか、まずは考えてみましょう。

今の会社は、成長できる機会が本当に得られない環境でしょうか?現在の部署においても、あるいは他部署に異動ができれば、もっと高いスキルを積むことができる場合もあります。

ただ、企業体質として成長できる機会が少ない環境、あるいは他部署への異動が難しい環境であれば、転職によってその環境を手に入れることを考えても良いかもしれません。

│今よりも年収を上げたい


転職を考える理由として、現年収に課題を持っている方も多くいらっしゃいます。確かに業界特有の低い給与水準の中にいて、自分の価値がもっと高いはずだと思うのであれば転職は選択肢の一つになるでしょう。

ただ、今よりも好条件という目先の条件だけにとらわれず、中長期でどのようにキャリアアップしていけるのかをベースに、生涯年収としてどうなのかを考えましょう。

│何となくモヤッとしている


決定的な理由はないけれど、このままで良いのかな...、と漠然と思っている方もいるかもしれません。こういう場合は、その"モヤッと感"を少しでも具体化することから始めてみましょう。

目的(ビジョン)に対するモヤッとなのか、コト(成長)に対するモヤッとなのか、はたまたヒト(環境)に対するモヤッとなのか。

そして、その●●に対するモヤッとが何度も繰り返し現れるのであれば、その"モヤッ"が解決される別の新しい環境を探してみると良いかと思います。

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一人で答えが出せないときは

自分一人で考えていてもなかなか答えが見つからないこともあると思います。そういう時に私たちのような転職支援会社に相談して、「壁打ち(対話)」をしながら少しずつクリアにしていただくと良いと思います。

また相談する際、「現職に留まった方がいいかもしれない」という気持ちが少しでもあるのであれば、その思いをしっかりと伝えたうえで、両方の選択肢について一緒に考えてくれる転職支援会社を選びましょう。

私たちは、現職への残留や、当社からご紹介する企業以外への転職も含めて、ベストの選択に伴走できるキャリアコンサルタントでありたいと思っています。

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